おすそわけ野菜のレストラン松原

「いま、森を見よ！！」というスローガンを掲げて、日田市の林業再生のまちづくりを考えるグループ「ヤブクグリ」。

考案された「きこり飯弁当」は、老舗料理屋「寳屋」が日田産の素材をひとつひとつ丁寧に仕上げたおかずと麦飯の素朴さながら、日田杉の特製ノコギリで、まるで丸太を切るようにして食べるゴボウという楽しみも。箸袋のヤブクグリ新聞を読みつつ、わっぱの杉の香りに包まれながらいただく、話題のお弁当です。

上津江町と中津江村の高齢者が自宅用に栽培した野菜を、地区の「つえ絆くらぶ」が高齢者の見守りを兼ねて集める「おすそわけ野菜」。それをすべて買い取り、料理する「レストラン松原」の献立は、届いた日のコンテナの中身で決まります。小鹿田焼も美しく、その相互支援の、ぬくもり伝わる美味しさです。

●おすそわけ野菜のレストラン松原