産業観光受け入れ施設全20施設を紹介した冊子「第3巻」が完成しました。
これまで、第1巻(平成29年作成)には12施設、第2巻(平成30年作成)には16施設、今回の第3巻は20施設となり、林業、木材、再生エネルギー、製造現場、産業製品などの見学・体験を受け入れる施設が増えています。
この第3巻は、施設を5つのジャンルに区分して、その魅力を伝えています。
まず、「山と木のひたりずむ」では、育林、森林計画、原木市場、製材所、木質バイオマス発電所の6施設を掲載し、「植えて、育てて、伐って、活かす」現場の紹介をしています。
次に、「水のひたりずむ」では、醸造、川魚料理の4施設を掲載し、水豊かな水郷日田で長年継承されてきた、造り酒屋・味噌醤油屋・ヤマメ料理を紹介しています。
続いて、「技のひたりずむ」では、杉製品を掲載し、江戸時代から受け継がれる日田下駄の紹介と鼻緒付け体験を紹介しています。
さらに、「家具のひたりずむ」では、家具製造の8施設を掲載し、ソファーやテーブルなどの脚物家具ができるまでの、削り・張り・塗りなどの日田家具の製造現場を紹介しています。
終わりに、「土と水のひたりずむ」では、民陶「小鹿田焼」を掲載し、開窯以来三百年、伝統的な技法を今でも頑なに守り、作陶の様子、唐臼の音、登り窯の煙などの風景は、日々の雑踏を忘れさせてくれます。
この他、地場産品が一堂に揃った「HITA SHOP」、物語いっぱいのお昼ご飯の店などを紹介しています。
あなたは、“ひたりずむ”という響きに何を連想されますか?
日田の自然、歴史、ものづくりに =の~んびりひたる“ひ・た・り・ず・む”= 感じてください。