豆田町の入口に位置する「薫長酒造(クンチョウ酒造)」をご紹介させていただきます。
『薫長酒造』は江戸期から明治にかけて建てられた酒蔵を活かし、清酒醸造をしています。
正面玄関の横には「杉玉」が置かれており、
昔は携帯など情報発信をするものはなく、この杉玉を置くことで新酒ができたことをお知らせするものだったそうです。
今でもその文化は残っており、新酒の時には新しい青々した杉玉が飾られます。
(色が経年変化していくので好きな色の時に買われる方もいるそうです。)
店内に入ると日本酒などの販売のほかに
試飲なども楽しめます。
お酒を飲めない方は、飲む点滴といわれているあまざけなどもございます。
さらに店内の奥に進むと
築190年以上の酒蔵の2階を資料館として無料で開放しており、ここでは、江戸時代から昭和30年頃まで実際に使われていた酒造りの道具を展示しています。
是非、日田にお越しの際はお立ち寄りください。