6月4日の夜、産業観光受入施設のクンチョウ酒造の酒蔵でJazzコンサートが開催されました。
会場の酒蔵の歴史に少し触れてみると、クンチョウ酒造の前身である冨安合名会社は、文政12年(1829年)久留米で創業しました。現在、市内豆田地区にある酒蔵は、掛屋千原家が丸屋酒造を経営していた建物を昭和7年(1932年)冨安合名会社が買い取り、日田の地で酒造りを行うことになります。
この酒蔵は、約12棟の建物が立ち並び、古いものでは宝暦7年(1757年)から大正8年(1919年)にかけて増改築が行われ現在に至っています。
この日のコンサートに集まった観客160人は、久しぶりのJazzの音色とお酒に酔いしれ、酒樽で熟成途中のお酒にもJazzの音色が沁み込んだのではないでしょうか。
(写真提供:クンチョウ酒造株式会社)